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結膜の病気

結膜の病気とは

結膜の病気とは

結膜は、まぶたの内面と"しろ目"の前面をおおっている薄い半透明な膜です。まぶたの裏をおおう「瞼結膜(けんけつまく)」、瞼結膜から球結膜へと移る折り返し部分の「円蓋部結膜(えんがいぶけつまく)」、"しろ目"にあたる部分の「球結膜(きゅうけつまく)」の3つの部位に分かれています。

翼状片

翼状片

翼状片とは、側方の球結膜から病変部が先を角膜に向け、三角形状に角膜上に進んできたものです。原因は未だにわかっていませんが、ほこりや紫外線などによる外界の刺激との関連が推測されています。進行性のもので、瞳孔の上にまで進むと視力障害を起こしてきます。 そうなる前に手術をして取り除きます。まれに再発することがあります。

結膜弛緩症

結膜弛緩症は、結膜がたるんでくるものです。個人差はありますが、これは老化現象で、60歳以上の方に多く認められます。これにより目がゴロゴロしたり、涙が出たり、何かが挟まっている感じなどの不快感がある場合には、点眼薬や手術で治療が可能です。
軽度なら点眼治療、重症例は手術治療を行います。

当院では、翼状片および結膜弛緩症などの結膜の手術を随時行っております。